サフィ

Safi


「脆弱脆弱。情けない。この国は潰えたも同然だな」

ゼクを生んですぐ、スラムに捨て去った実の母親。

細い体からは想像つかないほど強く、剣術に長けている。

センに剣術を教える名目でいじめている。

かつてゼクの父親に囚われ装飾品扱いされていた。

好き勝手になぶった彼を酷く憎み、毒を盛り弱らせたのちに死に物狂いで殺した。

父親そっくりのゼクの姿を見つけた時は、恐慌したように襲い掛かった。

ゼクが自分の息子であると認識してからは、小馬鹿にしおちょくって遊んでいる。

ゼクの父親もゼクという名であるためその名では呼びたがらず、ハーゼという別の呼び名をつけた。

ゼクからは母親と認められていないし、サフィ自身も母親になるつもりはない。 

いつかの日にスラムで破落戸に殴られていたセンブレを助け、 数時間の短い恋をした。

本当の恋をしたことが無く、少しだけ憧れがあるが誰にも言いはしない。


性別:女

年齢(人間換算):ー

身長:160 センチ

種族:吸血鬼