センブレ

Senvre Ganna Berie HeartyLant 


「お前さえ…お前さえいなければ!」

今は亡きセンの父親であり先代の王。

妻ヴィヴァーチェの意思を継ぎ 奴隷解放などを掲げていたが、 センの18歳(人間換算)の誕生日に自室でひとり息絶えていた。

センの目には優れた王であり誇り高き父と映っていたが、その実態は精神的に酷く脆い不安定なただの男だった。

妻亡き後、配下であったロキに 唆され闇に心を食い潰された。 生前、センと距離を取り関わろうとしなかったのもロキの謀計のためである。

息子を憎みながら、愛する気持ちも偽りではなく、 命日となった誕生日には彼の衣装一式を贈っていた。

ヴィヴァーチェと結ばれる前にイータに騙され一夜を共にした。 その息子メラバルの存在を生涯知ることはなかった。

「ヴィンス」「ヴィヴィ」など、略称で人を呼ぶことが多い。

彼の妻さえ生きていれば、王は心を病むことはなかっただろう。


性別:男

年齢(人間換算):ー

身長:185 センチ

種族:吸血鬼